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UN:LOGICAL キャストインタビュー

『UN:LOGICAL』メインキャラクターの
声を担当するキャストの方々にインタビュー!

担当したキャラクターの魅力や収録を終えての感想、
ユーザーの皆様に向けてのメッセージなど、キャスト目線で語っていただきました。

大塚剛央さん|雅火みやび

  1. 収録を終えての感想をお聞かせください。

    普段はなかなか雅火のようなキャラクターをやらないので、新鮮さもあって楽しみでした。資料では「主人公と対立する悪役の立ち位置」とあって、悪役ってどの立場から見るかにもよるんですが、実際に収録してみたら彼は彼ですごく一貫しているなと。最初は「この人とどうやって仲良くなるんだろう」っていうキャラクターではあるんですよ。でも通してやってみたら、意外とわかりやすい人なんだなって思いましたね。

  2. 演じられたキャラクターの魅力、演じる上で意識した点について教えてください。

    基本的に淡々とした喋り方がベースにあって、その中で少しずつ温度感の違いを出していきました。たとえば趣味や好きなものについて語るとき、彼自身はいつも通りではあるけれど、傍から見るといつもとの違いがふと垣間見えるというか。意外と朝が弱いとかのギャップもそうですね。他人との距離感が一定の中で、彼の心に食い込んでくる人に対しては意図せず揺れ動いてしまう、といった部分は演じていても楽しかったですし、ちょっと可愛いポイントかなと思います。

  3. 自身が演じられたキャラクターをずばり一言で表すと? また、そう思う理由を教えてください。

    「自由」。雅火は意外と子どもというか。培ってきた経験や知識はありますけど、夢に対してまっすぐだし、ブレずに自分のやりたいことをずっとやっている。もちろん立場や彼なりの責任はあれど、そういう意味では一言で表すと「自由」な人だと感じました。

  4. 印象に残ったシーンやシチュエーションを教えてください。

    自分がどう演じていくかを含めて、物語序盤はけっこう印象的でした。雅火はいつも淡々としているんですが、状況としては凄惨なゲームだったり、恐怖を感じている参加者がいる中なので、それが余計に際立つんです。異常な状況の中で、開発者でありゲームマスターである彼だけが変わらずにいる。その異質な存在感が印象に残りましたね。あとは主人公とふたりでラトレイアの話をしているとき、自分の趣味や好きなものに関して、ちゃんと好きなものは好きっていうところ。後ろめたさや恥ずかしさもなくストレートに表現するのがいいなって、演じながら思いました。普段はそんなベラベラ喋らないのに趣味に関してはけっこう饒舌で、それも面白いなと。物語後半は、主人公に対しての心情の変化をやりすぎると雅火じゃなくなってしまうので、あまり明確にしすぎず、少しずつ出していくのが難しかったです。

  5. 発売を待っているユーザーへメッセージをお願いいたします。

    『アンロジカル』はキャラクターが魅力的でイラストも素敵ですし、なによりプレイしたら物語にすごく入り込んでいただけるんじゃないかなって演じていて感じました。他のキャラクターももちろんですが、ぜひ雅火のストーリーを楽しんでいただけたら嬉しいです。


石川界人さん|宗像 戒むなかたかい

  1. 収録を終えての感想をお聞かせください。

    ワード数が多かったので肉体的疲労もありつつ、ストーリー自体が人の生き死にも関わる重いものだったので、非常に精神を削りながら収録をさせていただきました。いわゆる女性向けゲームという「心」が重要になってくるジャンルで、こういったAIなどの近未来技術をテーマにするのは面白いなとも感じました。

  2. 演じられたキャラクターの魅力、演じる上で意識した点について教えてください。

    「元カレ」というキャッチフレーズがついているので、最初はそこを意識して演じることになるかと思っていたんですが、実際はあまり強調しすぎず自然な空気感で、とにかく「想いが重い」を意識しながら演じさせていただきました。戒の魅力は、何をするにしてもヒロイン最優先。彼なりの事情はいろいろとある中で、彼女の言葉に素直に耳を傾けたり、大事にしているんだなと感じられるところが魅力的なポイントかと思います。

  3. 自身が演じられたキャラクターをずばり一言で表すと? また、そう思う理由を教えてください。

    「スパダリ」です。料理上手で器用で頼りがいがあって、そもそものスペックが高いんですよね。主人公のようなまっすぐな女性じゃなければ、依存してしまう危険性もあるなって思わせるくらいのスパダリで。いい意味でもあるんですが、悪い意味でも依存されそうなところを含めて、一言で「スパダリ」とさせていただきます。

  4. 印象に残ったシーンやシチュエーションを教えてください。

    ネタバレになってしまうので難しいですが、共通ルートのあるシーンが非常に印象に残りました。戒は序盤から想いは寄せているんですが、そのシーンでまた一段階、主人公への気持ちを大きく変化させるきっかけがあって。普通じゃ理解できないような心情ではあるので、まさにロジカルじゃないんです。戒は純粋に主人公のことを想って、主人公を守るために起こした行動だけど、それによってふたりの関係性がこじれてしまう。恋愛としては歪ではあると思うんですが、こういう形もあるのかと印象に残りました。みなさんそこがどこなのか、ぜひプレイしながら探してみていただければと思います。

  5. 発売を待っているユーザーへメッセージをお願いいたします。

    本作はVRゲームを発端に、生死に関わる出来事が起こったり、人間模様が変化していくゲームです。心を痛める展開も多々ありますし、心温まる展開も多々あります。あまり重いのは厳しいかもしれないという方も、乗り越えた先にある絆の生まれ方や、関係の在り方に注目していただけると、絶対やってよかったなと思ってもらえる作品になっていると思いますので、ぜひプレイしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。


豊永利行さん|永守 藍ながもりらん

  1. 収録を終えての感想をお聞かせください。

    謎多き物語で、恋愛要素だけでなくアドベンチャーゲームとして幅広く楽しめるシナリオだと感じました。AIやVRなど作品全体に少しだけ近未来要素もありますが、藍とヒロインの関係性も含めて、リアルな現代っぽさが描かれています。ふたりの自然な年代感や日常の描写が作りこまれているので、どこまで自分の青春時代もニュアンスとして取り入れつつ表現できるかってところも注力しながら、楽しく演じさせていただきました。

  2. 演じられたキャラクターの魅力、演じる上で意識した点について教えてください。

    個人的に「今っぽい子」をすごく意識しました。今っぽい子っていうとネガティブな印象に捉えられがちなんですけど、むしろ今の時代だからこそ柔軟に広い視野をもって生きている子が多いんじゃないかと僕は感じていて。藍も年齢のわりに達観しているところがあるんですが、斜に構えているというよりも物事を冷静に考えているイメージで、そういう部分をリアルに表現していきたいなと。僕ら世代の方には新しい視点を感じ取っていただけたら嬉しいですし、若い方には共感していただけたら嬉しいなと思いながら演じました。

  3. 自身が演じられたキャラクターをずばり一言で表すと? また、そう思う理由を教えてください。

    「使命感の迷宮に迷いこんだ人」。なぜこのワードかというのは、プレイしていただければわかると思います。「え、そんな要素なくね?」と最初は思うかもしれませんが、きっとわかっていただけると思うので、ぜひプレイしてください。

  4. 印象に残ったシーンやシチュエーションを教えてください。

    印象に残ったシーンは山ほどあるんですけど、どれもネタバレになるので教えられません(笑)。主人公との後半のやりとりはもちろんだし、蛍との関係性……これも突き詰めるとネタバレになる。戒とのやりとりも……うーん、これも危ういですよねえ。序盤だと主人公と藍がゲームしているシーンは、彼らのいつもの空気感が出ていて楽しかったですね。ふたりの音楽ユニットであるラトレイアの話をしてるときなんかも、日常の何気ない会話がとてもほっこりします。

  5. 発売を待っているユーザーへメッセージをお願いいたします。

    いよいよ皆様のもとに「アンロジカル」の世界を届けられるということで、期待を膨らませている方もたくさんいらっしゃるかと思います。本当に繊細な設定が絡み合っているストーリーなので、いい意味で喋れないことが多くて。藍の「主人公の相棒」って立ち位置も、ただの肩書としての相棒ってだけじゃないので、非常に深い内容になっています。物語全体としてはサスペンスもありつつミステリー要素が散りばめられているんですが、謎解きを自力でするとかじゃなくて、皆様のテンポでプレイしていれば自然と腑に落ちていくストーリーかと。「え? 今のはどういうこと?」と思いながらバッドエンドにいったりね。お目当てのキャラのあと他のキャラをやると「そういうことだったのか」とさらに造形が深まりますし、いろんなルートをプレイすることで、よりアンロジカルの世界がわかる作りになっていると思います。ぜひすべてのキャラクターのルートを堪能して、しゃぶり尽くしていただけたら嬉しいです。どうぞ楽しみにお待ちください。


内田雄馬さん|弥坂奏壱やさかそういち

  1. 収録を終えての感想をお聞かせください。

    これだけガッツリと長く収録するのは個人的にも久々な気がして、たっぷり収録できたのはすごく楽しかったなと思います。このインタビューを受けている今はちょうど収録が終わったタイミングなので、なによりも録りきれてよかったなという安堵感でいっぱいです。

  2. 演じられたキャラクターの魅力、演じる上で意識した点について教えてください。

    弥坂は人とのコミュニケーションというものを、ちゃんとわかっている人なんだなとすごく感じました。適切な心の距離というか、ちゃんと壁を作って相手とコミュニケーションをとる。表面的には愛想がよく見えても、心の底ではあまり近づきすぎないように、自分なりにコントロールしている部分があるなと。そんな彼が主人公に対して少しずつ心を開いていく、その変化の差みたいなのは、プレイしていて魅力に見えるところなんじゃないかと思います。弥坂はあまり嘘を言わないというか、わりと自分の気持ちを素直に表現する人なんですね。人によっては優しい嘘が大事なこともあると思うんですが、彼の場合はなるべく嘘じゃない形で、ただ伝え方を気にしてアプローチするタイプ。相手に対して誠実に、素直に伝える、向きあうことを大事にしている人だなって思いましたね。

  3. 自身が演じられたキャラクターをずばり一言で表すと? また、そう思う理由を教えてください。

    「意外と脳筋」ですかね。この見た目で、やっぱりミステリアスなキャラクター性に見えがちだと思いますし、僕も最初はそういう印象だったんですけど、想像以上に中身がまっすぐです。変わったところはあっても、根幹がひねくれていないんですよね。こういう設定のキャラだと、手練手管を使って思ってもないことを口にして、うまく人をコントロールするみたいな、そういうタイプもいると思うんです。腹黒系というか。でも全然そうじゃなくて、思ってることをちゃんと言うし、それも信頼を得ていくためにそうしてるんだなって感じられて。ド直球といいますか。直球勝負なのは僕けっこう好きで、この人は意図的になるべく直球を投げようとしているのがいいところだなって感じました。

  4. 印象に残ったシーンやシチュエーションを教えてください。

    詳細はネタバレなので言えないんですが、現実でのあるシーンで、いつもの優しい弥坂とは全然違う一面が出てくる場面がすごく印象に残っています。彼にとっては必要だからそういう「優しくない」態度をとっているんですが、もっと相手に都合のいいことを言って丸め込んだりズルくやれるはずなのに、本人の中でちゃんと線引きをして向き合っているのが、なんというか「愚直」だなと感じました。収録で演じる上では、別人に近い、普段とはまったく違った態度を見せないといけないので、さじ加減が難しかったです。あとは振り返ってみると……やっぱり素直なところが多いですね。設定的に背負っているものは重いんですが、だからこそ愚直に生きている。敬語を使うのも言葉遣いから出る人間性というか、相手とどう距離を作るかを常に意識して考えて生きている人なんだろうなっていうのは、収録しててもすごく思いました。

  5. 発売を待っているユーザーへメッセージをお願いいたします。

    「アンロジカル」は非常に深いストーリーでありつつ、会話のやりとりは意外とポップだったりコミカルな部分もあります。複雑な世界観で時々垣間見えるキャラクターたちのコミカルさがうまくハマっていて、起きている出来事はシリアスでも、重くなりすぎずに楽しくプレイできるんじゃないかなって収録しながら思いました。弥坂も最初は距離があるんですけど、紐解いていくとお茶目な部分もいっぱいあるので、彼はもちろん個性豊かなキャラクターたちとのコミュニケーションに挑んで楽しんでもらえたら嬉しいです。ぜひプレイしてください。よろしくお願いします。


島﨑信長さん|ユーリ 役

  1. 収録を終えての感想をお聞かせください。

    最初に資料を拝見したとき、設定が緻密に作りこまれていて、VRゲームというコンセプトゆえに登場人物も多いのでちょっとした群像劇になるというか、中身を作るのがすごく大変だろうなと感じました。でも、それをあえて真っ向からやろうとする気概や自信が企画書から伝わってきて、ぜひ参加したいなって思ったのを覚えています。ユーリは自分のルートだけじゃなく、作中のあっちこっちで人間味のあるところが描かれていたなと思います。彼の表面だけじゃなくいろんな一面を余すところなくやらせてもらったなーと感じていて、実際に収録を終えた今も清々しい気持ちですね。

  2. 演じられたキャラクターの魅力、演じる上で意識した点について教えてください。

    彼のストーリーを最後までプレイしたあとに、また最初から見ていくと印象が変わったり、「あ、ここってこんなこと考えていたのかな」って想像できる余地がたくさんあるのが、ユーリの魅力だと思います。まずは素直な気持ちで彼と過ごして、少しずつ見せていく意外な顔や奥底に秘めたものを一緒に感じてもらえたら。知れば知るほど、掘っていけば掘っていくほどいろんな魅力が見えてくる人なので、ギャップとかも含めて、ぜひ楽しんでもらえたら嬉しいです。

  3. 自身が演じられたキャラクターをずばり一言で表すと? また、そう思う理由を教えてください。

    「いい感じのお兄さん」。いろんな事情はありますけど、結構まともです。尖ったキャラクターが多いなかで、安心感があるんじゃないかな。ちゃんと「いい感じのお兄さん」なので安心してください。

  4. 印象に残ったシーンやシチュエーションを教えてください。

    発売前なのでピンポイントな箇所は難しいんですけど、やっぱりユーリの内面とか本音とかが徐々にこぼれ落ちて垣間見えて、クライマックスで真正面からハッキリと向き合う流れそのものがよかったですね。たとえば一目惚れして激情に駆られて最初から好感度MAXみたいなことではなく、一緒に行動していく中でだんだんと相手を知っていって、互いに影響されて考えも少しずつ変わって。もちろん決定的なきっかけのシーンはあるんですけど、ちゃんと積み重ねて近づいたなって感覚がありました。そのグラデーションがユーリらしくていいなって思いましたし、ユーリの本当はどこにあるのかって探りながら心を通わせ合うストーリー自体が印象に残りましたね。

  5. 発売を待っているユーザーへメッセージをお願いいたします。

    本当にそれぞれ個性的なキャラクターたちがいる中で、ユーリはある意味、尖りすぎていないというか。だからこそ共感しやすいキャラクターですし、それを活かしたストーリーの中でしっかりと人間性が描かれているので、すごく魅力的な人だと思います。少なくとも最後まで収録して僕はユーリのことをすごく好きになれたので、皆さんにも好きになってもらえたら嬉しいなと。けっこう謎が多い作品ではあるんですけど、ちゃんと設定が作りこまれているので、ぜひ最後まで、すべての要素を楽しんでいただけたら嬉しいです。