皆様、こんにちは。
『UN:LOGICAL』プロデューサー、
ティズクリエイションの島です。
先日はリコフェスこと
『LicoBiTs FESTA -W Vacation-』にご来場いただいた
皆様、誠にありがとうございました!
盛りだくさんな内容でしたね。
これからまだまだ暑い日が続きそうなので、
皆様の日々の活力になっていたら何よりです!
さて、アンロジカルも公演内で告知がありましたので
あらためて触れていきたいと思います。
そして、本日は何よりもこちら!
\7月21日は、ユーリの誕生日です!/

かに座の男。
表向きはトリッキーでザ・夏男(ウェイ)な雰囲気ですが
本質は冷静に周囲を見ることのできる、誠実な人です。
仕事でもプライベートでも、
彼が人生で激情を覚えた回数は少ないですが
ゲーム中では主人公に惹かれていくたび、
心が動かされる姿が垣間見えました。
自分の芯がしっかりとあるからこそ、
普段はあまり弱音を吐かない彼。
今回もラストに書きおろしSSがありますので
どうぞ最後までお楽しみください♪
公式Xで公開している録りおろしボイス動画は
【2026年7月23日まで】の期間限定。お見逃しなく!
それでは今回もよろしくお付き合いくださいませ。
▼ダウンロードコンテンツ第2弾 配信決定!
ついに! DLC第2弾の配信が!
\\決定しましたー!!//
しかも配信開始は明後日!
今週の木曜【7月23日0時】から遊ぶことができます。
今回のDLCは、SS形式ではなく
ゲームと同じアドベンチャーテキスト形式で楽しめる
フルボイス仕様の物語。
『デート』がテーマの小話が計5本収録されていて
しかもキャラそれぞれに花邑まい氏による
描きおろしのイベントイラストまで!
本日、公式Xでもそのうちの1枚、
雅火のイラストが公開されていましたね。

かっ……かわいすぎませんか……!?!?
このシーンは会話のやりとりも
はちゃめちゃに甘酸っぱい。じたばたしそう。
もちろん他のキャラたちも、
破壊力満載のCGとシチュエーションをお届け。
相変わらず恋に溺れているけど
意外と冷静に心のうちを省みている戒とか……
気の置けない関係の良さがたっぷり詰まりつつ、
今までになかった感情を覚える藍とか……
彼女と語り合う未来の約束に
ウキウキが隠しきれない様子の奏壱とか……
好きな子を大切にしたい、安心させたい想いから
真摯に向き合おうとするユーリとか……
ネタバレできないのでこれくらいにしておきます。
ぜひ遊んでくださいね!
価格は1,760円(税込)。
ダウンロードの詳細は以下のURLをチェックです。
https://licobits-game.com/unlogical/product/dlc.php
▼公式ビジュアルファンブック制作決定!
こちらもリコフェス内で発表されました!
リコフェスでは一足先に会場限定で、
花邑まい氏描きおろしのカバーイラストを公開。
ド迫力のメインキャラ集合イラストです。
詳細は8月20日解禁となりますので、
ぜひ楽しみにお待ちください♪
アンロジカル初のファンブックとして、
ゲーム内のグラフィックを余すところなく収録。
イベントイラストの網羅はもちろん、
背景やアイテム、立ち絵や描きおろし、
さらに開発時の蔵出しイラストも掲載予定!
本書だけの書きおろしSSや、
スタッフインタビューもあります。
読み応えたっぷりな一冊になるかと思いますので
どうぞよろしくお願いします!
▼リコフェスこぼれ話
あらためてリコフェスありがとうございました!
配信なしの映像化も予定されていないイベントなので
かなりプレミアムな空間だったのではないかと……!
【昼公演】
各個別ルートから集められたキャラたちが
主人公との未来を賭けて
『恋人へのおもてなしを実演する』といった
内容の朗読劇でした。
なぜ、交わらないはずの彼らが集められたのか……
なぜ、恋人へのおもてなしで対決するのか……
そのあたりは、イベント特有のノリです(堂々)
ラウンド1は英語禁止で朝食をふるまう、
ラウンド2は『好き』のワード禁止で恋人を癒す、
というテーマでのおもてなし実演だったのですが、
途中で大量の犬が乱入してフェードアウト。
(ちなみにあの犬たち、描きおろしです。
ダメ元で頼んだら描いてくれるっていうから……!)
じつはプロットの時点では、
ラウンド2での藍とユーリの『おもてなし』も存在していました。
せっかくなので一部抜粋を、ここ限定で公開します!
ユーリ
「今日も1日おつかれさま。
ジェネで話題の入浴剤買ってみたんだ。
そ、温泉成分が入ってるやつ。
ホントは一緒に入りたいとこだけど、
オレが恥ずかしいから我慢しとく。
あはは、残念がってくれるんだ。
アンタのそういう素直なとこ……ほんと好き」
ユーリ
「もう嘘はつかないって約束したでしょ。
だから、これはオレの心からの本音。
……世界でいちばん、大好きだよ」
藍
「今日の仕事は終わり。ほら、こっちおいで。
だいぶ疲れ溜まってるだろ。
……そりゃ、顔見ればわかるよ。
何年おまえの相棒やってると思ってんの?
いくらでも付き合うから、俺にはちゃんと甘えて」
藍
「……って、余裕ぶってもバレてるよな。
俺も疲れちゃったから、おまえに甘えたいんだ。
ん? なんで困るの?
好きの気持ちが増えるのはいいことじゃん。
友達だった頃じゃ考えられないくらい……
もっと、俺のこと好きになってよ」
【夜公演】
ひたすらスライド芸が光っていた記憶(笑)
ユークロをはじめ、朗読中の大量のスライドは
ティズスタッフがせっせと頑張ってくれました。
ありがとうありがとう……!
(ユークロ昼公演の某番組風ムービーが
面白すぎて爆笑した記憶。本気すぎる笑)
夜公演は、見習い天使から出題される
多様なトラブルのお題に、キャラたちが答えたり
ツッコミ入れたりするというお話でした。
Q.無人島で生き残るためには1人排除しなきゃ!
どうする? でも1人は死ななくても
カニの王になれば生き残れるよ!
みたいなやつとか。
今あらためて見てもちょっと意味わかんない。
そんな中、見習い天使だけでなく
サブキャラクターや奏壱も『模範解答』として
スライドで登場していました。
当日はスライドにあるセリフを追いきれなかった、
という方もいるかもしれないなと思い。
こちらもコラム限定でセリフを公開します!
■第1問 無人島でのサバイバル
瑠璃
「仲間に殺されて死ぬ? 脱水症状で死ぬ?
それともカニの寿命で死にたい?」
■第1問の模範解答
(不足分の水を島で調達し、全員で脱出する)
千比呂
「1人殺すより水を確保するほうが何倍も楽だから。
ってか、自認カニとか論外でしょ」
■第2問 大事な会議中に事件発生
蛍
「僕なら、すぐさま藍さんを避難させます。
こんなカオスな場に同席させられません」
■第2問の模範解答
(空調を下げて彼に自分のジャケットを着せてあげる。
ヤギにはひざ掛けを)
火高
「ヤギのおかげで場の空気が和らぐかもしれない。
書類を食べてしまわないかだけ心配だね」
■第3問 心の声が漏れる嘘がつけない世界
真珠
「沈黙を貫けば孤立する。口を開けば軽蔑される。
……さて、おまえはどんな風に嫌われたい?」
■第3問の模範解答
(どうにかして呪いを解明し、
他の人間も同じ呪いにかける)
古ヶ崎
「罵詈雑言が飛び交う地獄へようこそ(ハート)
どうせなら本音で罵り合ったほうが、
楽しい世界になると思いません?」
■第4問 迷子?親子疑惑?
琥珀
「は!? お、俺がお父さんなわけないだろ!?
……って、俺が出題する側だった。今のは忘れろ」
■第4問の模範解答
(その場から動かず、110番)
姫嶋
「自分で対処するより公的機関を頼れ。
……俺もよく、顔だけで誘拐犯だと疑われる」
■第5問 帰りたくない……ロマンスの予感
瑪瑙
「やはり王道、そしてロマンこそが正義なのです!
皆様、彼女の想いを受け止めてください!」
■第5問の模範解答
(ホテルを2部屋取って、それぞれ泊まる)
奏壱
「勘違い野郎になるわけにはいきませんし、
なぜ帰りたくないのかを聞いた時点で泥沼……いえ、
僕が困ることになりそうですから。
なにより不審者とヤギは僕も怖いです」
それぞれ個性が出ますね(笑)
そうそう。リコフェスで販売されたグッズは
今後、事後通販があるとのことです。
パンフレット内のキャラクターQ&AやSSは
すべて書きおろしなのでぜひチェックしてくださいね!
SSはなぜか千比呂が活躍しています。
▼ユーリの誕生日!
本日はユーリの誕生日祝いとして
スペシャルなSSをお届けします♪
※このSSはゲーム本編、個別ルートのエンド後設定です。
ネタバレを含みますのでクリア後にお楽しみください。
※主人公の名前表記はデフォルト設定とさせていただきます。
:HAPPY BIRTHDAY:Yuri
スマホ越しに届く柔らかな声。
いつもより少しだけ遠慮がちで、
けれどオレが言葉を返すたび、
嬉しさを隠し切れずに弾んでしまう。
涼乃 環無
「――なので、ユーリさんは手ぶらで来てください。
お酒も準備してありますし……。
全然、急がなくて大丈夫ですから」
ユーリ
「ありがと。楽しみすぎて仕事進まないかも」
涼乃 環無
「ふふ、本末転倒じゃないですか」
ちいさく笑ってから、
電話越しの彼女は少し声の調子を変えた。
涼乃 環無
「あ……でも、
お仕事は無理しないで欲しいんですけど」
ユーリ
「うん」
涼乃 環無
「やっぱり日付が変わる前には会いたいです」
何気なく告げられた『会いたい』という言葉に、
オレの心臓はいとも簡単に揺さぶられた。
涼乃 環無
「付き合って初めての誕生日ですから。
たくさん、お祝いさせてください」
ユーリ
(……本当に予想外なんだ。
こんなにひとつひとつが、愛しいなんて)
――過去、女性に好意を向けられることも、
向けることも、人並にはあった。
そのときの想いが偽物だったとは思わない。
ただ、今この胸の内にあるものとは、
同じ物差しで測れなかった。
彼女を好きだと自覚したときに知った感情。
全身が震えるような愛しさと、
息が詰まるほど切実な庇護欲。
同じ名前で呼ぶには、あまりにも違うものだ。
ユーリ
(下手したら押しつけちゃいそうで怖い。
だから絶対、口には出せないけど)
――オレだけに守らせてほしい。
それは独占欲とも少し違う気がした。
ただ大事に大事に、この腕の中に抱き込んで、
安心できる場所で笑っていてほしい。
ユーリ
(……なんて。ちょっとヤバいか)
ふと浮かんだ思考に、自分で笑った。
涼乃 環無
「ユーリさん?」
ユーリ
「ん? ごめん、今日8時で大丈夫だよ。
あと少しで片付きそうだから」
涼乃 環無
「疲れてませんか?」
ユーリ
「全然。体力オバケなの知ってるでしょ」
涼乃 環無
「知ってますけど……
ユーリさんの場合、限界を超えてからが
本番と思ってる節があるというか……」
ユーリ
「うわ、鋭い」
涼乃 環無
「前に……アンロジカルの騒動のとき、
千比呂さんに襲撃されて
3階から飛び降りたじゃないですか。
しかも、怪我してたのに私を抱えて」
ユーリ
「あったねえ」
涼乃 環無
「ああいうときのユーリさん、
自分が大怪我しても最悪仕方ないって
割り切ってるように見えて……」
事実、それは間違ってない。
似たような状況は今まで何度もあった。
わざわざ考えて選んでいるというよりも、
そうやって動くのが癖になっていたのだ。
ユーリ
「勝算もなく無茶してるわけじゃないよ。
経験上、多少の予測外が起きても
乗り切れると判断して動いてる」
『こういう仕事だから日常茶飯事だよ』
『あのときも大したことなかった』と、
いくらでも流すことはできる。
でも彼女に嘘はつきたくない。
だからオレは穏やかに本音を告げた。
ユーリ
「ただ、オレの想定をはるかに超えたときは……
命の危険があっても成功率の高いほうを選んじゃう。
アンタが心配するのも無理はないよね」
無意味に命を投げ出すつもりはない。
ただ、任務遂行に必要だと思えば、
常人なら躊躇うような選択も取る。
それが結果的に敵の想定を外し、
隙になることもあるからだ。
自分を駒のひとつとして扱うことに抵抗が薄い。
これはJECで染みついた考え方だった。
けれど――
涼乃 環無
「でも、今はそんなことしないですよね?」
ユーリ
「ん?」
涼乃 環無
「私がいるんですから」
拗ねたような声が返ってきて、オレは苦笑した。
ユーリ
「今はやりたくても、できないよ。
だってもう……オレだけのものじゃないから」
涼乃 環無
「……はい」
ユーリ
「オレの身体も、心も。アンタのものだよ」
涼乃 環無
「……っ」
以前までのオレが無茶を厭わなかったのは、
JECの教えだけが原因じゃない。
弟の莉央が行方不明になって探し続けて……
……どこかで諦めていたのだ。
ユーリ
(自棄になってた、とも言えるか)
神楽侑莉は唯一無二のヒーローじゃない。
オレじゃなきゃ助けられない人は存在しないし、
オレがいなくても誰かが任務を遂行する。
たとえば街角でおばあさんを庇って
トラックに轢かれて死んだとしても。
まあ、仕方ないかと思えたかもしれない。
――彼女に出逢う前の……いや、
彼女を好きになる前の自分だったら。
涼乃 環無
「そうですよ」
弾んだ声が耳元で響く。
涼乃 環無
「ユーリさんひとりのモノじゃないんですから。
私だって……ユーリさんの許可なく、
勝手に傷ついたりしません」
ユーリ
「アンタが傷つく許可なんて死んでも出さないよ」
涼乃 環無
「ふふ」
――ああ、やっぱり好きだなあ。
涼乃 環無
「……って、まだお仕事中なのにごめんなさい。
全力で準備して待ってます!」
ユーリ
「うん、終わったらチャット入れる」
涼乃 環無
「ユーリさんの好きなもの、
たくさん用意しておきますね」
ユーリ
「ありがと。じゃ、後でね」
通話を切ったあと、しばらくスマホの画面を眺めた。
――こんな健気なことを耳元で囁かれて。
今ここで仕事を放り投げて帰ったとして、
オレを責められる人間はいるのだろうか。
ユーリ
(いや、普通にいるわ。
伊槻さんとか遠慮なく背負い投げしてくる)
動揺を隠し切れず、つい変なことを考えた。
ユーリ
「さて。愛しの彼女を待たせらんないし、
1分1秒でも早く切り上げますか」
そうひとりごちて顔を上げた。
窓の外では陽が傾き、夕暮れ色が街を包み込んでいる。
1日の仕事を終え、誰かのもとへ帰ろうとする人々。
その光景に自然と口元が綻んだ。
オレにも帰りたい場所がある。
日付が変わる前どころか、1秒でも早く彼女に会いたい。
気を引き締めて、オレは踵を返した。
あらためてユーリ、誕生日おめでとう!
フランクでノリの軽いお兄さんだけど、
心根はとても公正で誠実。
そのぶんひとりで背負いすぎるところがあって
自分の傷に気付かないフリもできてしまう人。
大切な恋人と荷物を分けあって、
少しずつ自分のことも大事にできますように。
それでは、またお会いしましょう!
